2016年7月6日
教会挙式が主流である中、あえて日本ならではの神前式を挙げる意味とは?実はメリットもたくさん。
これから神前式を挙げる花嫁さんも、神前式に興味を持ち始めた花嫁さんも、是非参考にしてみてください。
神前式とは?
「神前式」の名前のとおり、神殿にて「神」の「御前」にて行われる結婚式。日本古来からの伝統的な挙式スタイルといえます。その起源は、明治33年に日比谷大神宮(現東京大神宮)で行われた大正天皇のご成婚の慶事とされています。挙式内容も「三々九度の盃」「親族杯の儀」などに代表されるように、「ふたつの親族を結びつける」という意味合いが重視されています。
神前式で式を挙げるってどういうこと?
神前式は参列する機会も少ないため、新郎新婦もイメージしにくく躊躇してしまいがち。修祓(しゅうばつ)、誓詞奏上(せいしそうじょう)、親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)・・・確かに神前式にはたくさんの所作があります。しかも新郎新婦は実は当日ほぼぶっつけ本番です。ですが式は神主主導で執り行われますし、式の前に簡単に作法の事前説明をしてくれますので、心配はいりません。
また会場も本格的な神社はもちろん、ホテルや式場にも神殿が準備されているところもあります。神前式で挙式をしたいという希望があれば必然的に会場候補も絞られますので、あれこれ迷う必要がなくて良いですね!
また神前式とは本来親族を結びつけるための儀式ですので、当然参列者は親族のみが基本です。よって神殿自体が、教会のように大人数を収容できるつくりにはなっていません。ですが近年では親しい友人なども参列できるようになってきています。教会で挙げる式が主流である現在、日本伝統の神前式はそれだけで新鮮で印象深いものになります。厳かな空気感が漂う独特の雰囲気で、参列するゲストにとっても思い出深いものになること間違いなし。
さらに花嫁衣裳である白無垢は神前式ならではの装い。お色直しで和装を選択する花嫁さんは沢山いらっしゃいますが、その場合は色打掛や黒引振袖ですよね。綿帽子をかぶるスタイルは白無垢のときのみですので、まさに神前式の一度きりの衣裳といえるでしょう。
いかがでしたか?魅力たっぷりの神前式、近年の和婚ブームも頷けますよね!わからないことがあればできるだけお答えいたしますので、メールしてみて下さいね!