2019年10月28日
結婚式の打ち合わせをひかえ、「何を聞けばいいのかな?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、各回の打ち合わせでプランナーさんに聞くこと・確認事項・注意点などをまとめてご紹介します♪
式場によっても多少異なりますが、多くの場合、結婚式の打ち合わせは挙式の4か月ほど前からスタートし、約4回の打ち合わせで結婚式の内容をすべて決めていきます。
流れが分かっていれば、質問リストを作っておいたり、決めることをあらかじめ検討したりと、打ち合わせ前にできることも多いので、スムーズに進みますよ。
結婚式の打ち合わせが面倒なものにならないよう、気持ちにも余裕を持って、楽しく準備を進めていきましょう!
打ち合わせ前
打ち合わせが始まる前にあらかじめ決めておくとスムーズなことをご紹介します。
衣裳を決める
衣裳は1回目までの打ち合わせまでに、シルエットやカラーを絞り、おおよそのデザインを決めておくとよいでしょう。
ブランドにこだわりがある場合は、希望のデザインを入手できないこともあるため、明確に決めておく方がいいですね。
ドレスにするのか、和装にするのかで装飾のテイストもガラッと変わります。
会場のコーディネートはもちろん、ヘアスタイルやブーケのデザインなど、衣裳のイメージを参考に決めていくことも多いので、式場を決定したらすぐにドレス選びを進めておいてくださいね♪
招待するゲストのリストアップ
ぼんやりと「誰を呼ぼうかな~」と思っておくだけではなく、1回目の打ち合わせの前にお互い何人くらい呼ぶのか考えておきましょう。
友人、職場、親族、それぞれ何人呼ぶのかをはっきりした数字でカウントできるようにゲストリストをつくっておくのがおすすめ。
招待状を発送するときに宛先の住所が必要となるので、住所がわからない場合は早めに確認しておきましょう。
自分たちの結婚式のイメージを固めておく
挙式のスタイル、会場の雰囲気、披露宴の時間帯、衣裳の種類など、結婚式のパターンはさまざま。結婚式の大まかな雰囲気のイメージは、新郎新婦で話し合って事前に固めておきましょう。
また、結婚式ではなにを実現したいのかも同様に話し合っておきましょう。
たとえば、ゲストと一緒に楽しみたいのか、ゲストを手厚くおもてなししたいのか、ロマンチックな雰囲気にしたいのか…などなど。ある程度の大枠がイメージで来ていると、演出などもスムーズに決められますね。
譲れないことややりたいことを決定
・会場のガーデンで前撮りがしたい
・デザートビュッフェをしたい
・ペーパーアイテムは手作りしたい
など、どうしてもやりたいことや譲れないことをリストアップして、優先順位を考えておきましょう。
予算や時間などの兼ね合いでカットしなければならない演出も出てきます。
そのときに優先順位が決まっていればスムーズに決められますね。
初回の打ち合わせ
初回の打ち合わせ(挙式の4か月前)では、以下の内容を進めていきます。
・プランナーの紹介
・今後のスケジュールの案内
・招待状の案内
招待状を準備する方法は、手作りかオーダーの2択があります。
招待状をどうやって準備するかを決めておけば、よりスムーズに打ち合わせが進みますね。
ここで注意したいのは、式場の中には、ペーパーアイテムの持ち込みを許可していないことや、持ち込み料を必要としていることもある、ということです。
自分でオーダーすることや手作りを希望される場合、事前に確認しておきましょう。
もう一つ決めておきたいのは、招待状の差出人を誰にするのかです。
ご本人主体なのか、両親主体なのかで招待状の文面が変わります。ご両親の意向もあるため、相談しておきましょう。
1回目までの打ち合わせまでに決めておくべきこと
・招待者のリストアップ
・招待状発送のために、ゲストの住所を調べておく
・主賓の挨拶、乾杯の発声、余興など、重要な役割をお願いするゲストを決定、依頼
・招待状の作成方法(手作り又は式場で注文など)
・招待状の差出人を「自分たち」にするのか「両親」にするのかを決定
・どんな結婚式にしたいのかを考え、テーマを決める
プランナーに聞くことリスト
・ゲストにあった配慮をどの程度までしてもらえるか
例)車いすで出席されるゲストがいるが車いすトイレに誘導してもらえるか、妊娠中のゲストには膝掛けなどを用意してもらえるのか、子供椅子は用意できるか、など
・招待状を自分たちで用意する場合、持ち込み料が必要かどうか
・招待状の他にも、持ち込みたい物がある場合、持ち込み料が必要か
・衣裳が決まっていたら報告
2回目の打ち合わせ
2回目の打ち合わせでは、演出内容を決めていくのがメインです。
一番大変な内容ですが、一番楽しい打ち合わせです。
演出内容は、披露宴での演出、挙式の内容、BGMや料理など、決めることは盛りだくさん。ここで結婚式の骨組みをたてていきます。
ボリューミーな打ち合わせになるので、二人の時間にゆとりがあるときに日程を組んだ方がいいでしょう。
2回目の打ち合わせまでに決めておくべきこと
・お色直しは何回するか
・キリスト教式・人前式など挙式スタイル
・誰に乾杯の挨拶などをお願いしたか控えておく
・余興を依頼する場合、ゲストに伝えて内容を進めてもらうように依頼
・今までに体験した演出などで「良かった!」「やりたい!」と思うものがあれば、プランナーに伝えられるようにリストアップしておく
・引出物の内容を検討しておく
プランナーに聞くことリスト
・演出アイテムで持ち込みたいものがある場合、持ち込みが可能かどうか確認
・見積もりを出してもらう
気づいたら予算オーバーにならないようにするためには、見積もりはボリュームいっぱいに出してもらうことがポイントです。
やりたいことを足していったら、見積もりが値上がりしてしまった、という失敗は意外とあるものです。
予算の兼ね合いもあるため、演出の内容によっては値引き交渉をすすめていけるツールにもなりますよ。
3回目の打ち合わせ
3回目の打ち合わせは、二人の結婚式に関わる専門のスタッフとの打ち合わせが入ります。
・ブーケや装花の打ち合わせ
・お料理の試食
・ヘアメイクのリハーサル
時期的に前撮りとして撮影会を設けるタイミングでもあるので、カメラマン、ビデオカメラマンとの打ち合わせがある場合もあります。
3回目の打ち合わせまでに決めておくべきこと
・前回の見積もりを見直し、予算を明確に
・会場装花などの希望がある場合、写真や画像を準備
・ヘアスタイルの希望デザインがあれば、写真や画像を準備
・衣裳の写真や画像を用意
・撮影してほしい場所や希望のショットがあれば、イメージが伝わる写真や画像を準備
・ゲストから返信ハガキが到着している頃なので、おおまかな席順を考えておく
・ゲストの明確な肩書きが分かるように調べておく(来賓席には肩書きが必要)
例)「○○株式会社」or「株式会社○○」、「代表取締役社長」or「取締役社長」など
・引出物の内容を決定
プランナーに聞くことリスト
・上座、下座など席順(どのような決まりで席次表を制作すべきか)
・著作権上使用できないBGMがあるので、会場側で用意できるのか、使用したい場合にはどうすればいいのか
・引出物が決まっている場合は伝えておく
・前回の見積もりを見直し、カットや付け加えをして、アレンジする
最終回
挙式の2週間から3週間前に予定する打ち合わせでは、
・全てのアイテム、挙式・披露宴の流れを最終確認し、見積もりを確定
・披露宴の内容を司会者と共有
・持ち込み品がある場合、搬入のタイミングを決定
この3つを話します。3か月間積み上げてきた結婚式の準備もいよいよ大詰め。
決まっていないことは決め、参加人数や引出物の数に至るまで、すべて明確な数字で依頼してください。
また、これまで決めてきたことなどの最終確認をする会でもあります。
この時点で気になっていることや不安に感じることがあったら、程度の大きさに関係なくプランナーに伝えて話し合い、解消しておきましょう!
最後の打ち合わせ前に決めておくこと
・引出物の個数と渡す相手を決定
・席次表の名前や肩書きに、間違いがないかを確認
・ゲストのアレルギーに関して、最終確認
・未成年のゲストや子どもゲストの年齢をもう一度確認
・持ち込み品を搬入する日程を検討
・その他決まっていない項目があったらクリアにしておく
・主賓の挨拶、乾杯の発声などをお願いしている、特別な役割のあるゲストの名前と肩書きを再確認
プランナーに聞くことリスト
・特別配慮して欲しいゲストへの対応を再度確認する
・謝辞が読めるか、花嫁の手紙が書き上げられるかなど、不安なことは程度にかかわらず、相談
必ず聞いておくこと
どのタイミングでもかまわないのでプランナーに聞いておく方が良いことがあります。
このポイントをチェックしておくと安心ですよ♪
支払い方法
どんな素晴らしい披露宴でも、支払いでもめると後口が悪くなります。
現金で支払うのか、カード払いOKなのか、後日精算が可能なのかなど、支払い方法に関しては確認して明確にしておきましょう。
持ち込みの可否
持ち込み品は式場によってさまざまな規制がかけられています。
・そもそも持ち込みがダメなもの
・持ち込み料を支払うなら、持ち込んでもOKなもの
・無料で持ち込みOKなもの
このどれかに当てはまりますので、持参したい物がある場合、事前に確認しておいてくださいね。
宿泊や送迎バス手配の可否
遠方のゲストがいる場合、前日や当日の宿泊が必要だったり、駅から式場が遠い場合、バスやタクシーでの送迎が必要な場合があります。
ホテルであれば、宿泊はもちろん、送迎にも対応していることもありますが、専門式場であればまず宿泊対応がないため、近隣のホテルと提携するなど、宿泊の対応を請け負っていることもあります。
自分で宿泊先を探すより、手間もコストも省けることもあるため、宿泊に関しては確認しておくとよいでしょう。
送迎に関しても、シャトルバスなどの対応可能な式場もあるので、可能であれば依頼しておきましょう。
もし送迎バスの手配を、式場側にお願いできないときは、自分で運転手付きのバスを予約することになるので、なるべく早めに確認した方がいいですね。
いかがでしたか?
住まいが遠方の場合は、何度も打ち合わせに出向くことが難しいこともあるかもしれません。
そのときは、メールや電話、スカイプなどのツールを利用してもOK。
不安なまま当日を迎える…なんてことにはならいように、プランナー任せにせず、自分たちでしっかり話し合いを進めながら準備してくださいね♪