2019年8月27日
新郎側か新婦側、どちらかの親が出席しない結婚式ってありなのかな?と思っている方も中にはいるかもしれません。
結婚は、もちろん色々な人も関わってくるものの、突き止めれば彼と彼女の二人の問題。最終的には自分たちの気持ちを優先して決めてもいいのでしょう。
もちろん、両親以外の家族や親族と話し合ったり、本当に親を呼ばなくていいかと自分自身に向き合ったりする時間も必要です。
しかし同時に、相手の親の理解を得ることもとても大事です。
色々な思いを経て自分の親を呼ばないと決めたら、その考えを大事にして下さい。
周囲から批判的な言葉を受けたとしても気にせず、自分たちの決断に誇りをもって、彼と一緒に晴れの日を迎えましょう。
どうしても理由があって親を呼びたくない新郎新婦に、両親を呼ばない結婚式の在り方を提案します。
目次
両親が来ない例
結論から言うと、両親が参加しないという結婚式はあります。
結婚は家同士の問題。そんな言葉があるように、結婚式での両親の存在は不可欠、というのが一般論です。
しかし、あくまで一般論は一般論。あえて親を呼ばない、呼んでも欠席したという結婚式は少なからずあるのです。
「両親不在で結婚式を行うなんてことがあるの?」そんな風に考えている方もいるかもしれません。今回は、両親を呼ばない場合の結婚式ついてご紹介します。
両親が来ない例
「結婚式に両親が来ないなんてあるの?」と驚く人もいるかもしれませんが、複雑な事情を抱えた新郎新婦がたくさんいます。
・色々干渉されて喧嘩が絶えない
・親が結婚を反対している
・親と仲が悪い
・親が離婚して疎遠になっている
・親と死別している
・親の体調が悪い
・子供のころから親が嫌い
死別や体調不良…関係性が悪い…など、両親を呼びたくない、呼べないという理由には様々なものがあります。
結婚式を挙げたいけれど…と悩んでいる方も少なくはないのかもしれません。
どんな事情があっても、両親不在で結婚式を挙げることは可能です。
相手側への伝え方
親が来ない事情は人それぞれですよね。「打ち明けていいのかわからない…」「いいにくい…」と考えている人は、相手の親には以下の点を押さえて事情を話しましょう。
・どんな理由であっても、呼べない理由は正直に伝える
・親が来ないことを安易に決めているのではなく、自分自身に葛藤があったこと
・結婚相手も自分の気持ちを理解していること
挙式当日になって「相手の親族が誰もいないなんて」とあれこれ言われないように、相手自信とその両親が「親無婚」を理解したうえで挙式をするなら、親がこないことを前もって相手側の親族に伝えましょう。きっと、あなたがつらい思いをすることを避けられるはず。
事情をどこまで親族に説明するか、最終的な判断は相手の両親にゆだねてもいいと思います。
ただ、本人たちと自分(両親)たちが納得していることを添えてもらうと、理解も得やすいかもしれませんね。
両親不在のアレンジ
不仲・片親・死別・体調不良など、両親を呼べない場合の、結婚式の演出アレンジをご紹介します。
両親が欠席する、どちらかが欠席するという場合は、以下のようにアレンジを加えてもOK!プランナーさんとしっかり相談をして、自分が後悔しない演出を行いましょう。
母親のベールダウン
・姉妹、祖母、友人など、お世話になった人や親しい人にしてもらう
・ベールダウンの演出をしない
父親とバージンロードを歩く
・きょうだい・友人・上司・恩師など、親以外の人と歩く
・新郎と二人で入場する
・一人で入場する
・新郎の父親にエスコートをお願いする
親族写真
・出席した親族とだけ撮影する
・出席してくれたゲスト全員との集合写真にする
親族紹介
・親族紹介をしない
・出席した親族だけで行う
お色直しのエスコート
・きょうだいや友人と退場する
・当日サプライズでゲストからエスコート役を決める
・新郎と退場する
花嫁の手紙
・新郎の両親あてに読む
・自分の兄弟のほかの祖父母、おじ・おばなど、世話になった親族に宛てる
二人だけの挙式にする
・二人だけで海外挙式し、帰国後親しい人を招いた食事会を開く
・フォトウエディングにする
・1.5次会にして、友人だけを招く
そもそも、両親・親族・上司・友人を呼ぶという従来の結婚式の方にはめず、元から親族を呼ばない結婚式にするというのもいいかもしれません。
親を呼ばなくても、結婚式の写真だけ後日送ったという方もいます。
いかがでしたか?
親が来ない・来られない・呼ばないという結婚式は実際にあります。自分が結婚を決めた人との大切な式ですから、自分の決断なら自信を持ってよいのです。
迷っていることや葛藤は迷わず結婚相手に相談したうえで、相手の親族に正直に打ち明けましょう。
自分たちがこれからの未来に向かうための式なのですから、納得のいく形で、新しい人生の一歩を踏み出してくださいね。