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【世界の結婚式スタイル】知れば知るほど面白い!国によって違う挙式文化

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2019年5月10日

幸せな二人を祝福する結婚式。そんな結婚式は、国によってさまざまなスタイルがあるのをご存知ですか?ロマンチックで素敵な結婚式から、びっくり仰天の結婚式まで、世界の結婚式事情をご紹介します。

中国

中国の結婚式では「迎亲(インチン)」や「婚车(フンチェ)」といった聞きなれない文化がたくさんあります。披露宴でもご祝儀や服装など日本の式とは大きく異なります。

「迎亲」

中国では午前中に「」という催し物を行います。日本でいうところエンターテイメント性のある「結納」のようなものです。新郎が新婦の家に迎えに行って、新婦を連れ出すことがゴールです。新婦と昔から仲の良い友人数人が、新婦の家に待ち伏せし、新郎の行く手をあの手この手で阻みます。罰ゲームやミニゲームのようなものをクリアしていき、新婦を連れ出すという儀式です。

「婚车」

中国では花嫁と花婿(およびその家族やブライダルメイト)が移動するために高級車を使います。車にお花を飾り、まわりから見ると一目で「あの車は新郎新婦を乗せている」とわかるようにします。この車を中国では「婚车」とよびます。新郎は新婦の足が床につかないようにお姫様抱っこして部屋から婚车まで運びます。車に乗ったあとに、新婦のお母さんが靴を履かせてくれます。費用は平均1日で5000元(日本円で8万円)ほどのようです。

縁起の良い数字「8」

中国では「8」が縁起のいい数字とされていて、結婚式は、「8」のつく日にすることが多いそうです。挙式開始時間が「〇時8分~」にするなどと、スケジュールはすべて「8」に関連づけるようです。

服装はカジュアルでOK

日本のように、服装のマナーは特にありません。人によってはパーカーとジーンズなんていう、完全に普段着のゲストもいます。

ご祝儀

相場は全く無く、日本円で10万円というような友人もいれば、1万円というようなゲストもおり、さまざまです。また、席辞表の習慣もなく、ある程度のタイミングになると適宜、解散となります。

ベルギー

ベルギーの結婚式では、花嫁の親族が花嫁にハンカチを落とす風習があります。レースの刺繍入りハンカチはベルギーの特産品です。落とすハンカチも刺繍入りのもので、なんとそのハンカチは代々受け継いでいくことになっています。

祖母から母に渡ったものが、母から新婦に受け継がれていきます。いつまでも続く幸せを象徴するような、素敵な儀式です。

インド

インドでは、結婚式が人生の中の最大行事です。沢山のお金をかけて、それはそれは派手に行います。結婚式の準備は半年から一年かけるといわれており、年収の4倍の費用をかけるようです。

多数の儀式

インドの結婚式は短くて3日間、長いと1週間くらいかかります。結婚式の前々日から儀式が行われ、古くから伝わる伝統の儀式が多数存在します。

ヘナタトゥー

インドの花嫁は結婚式の前に、手足に「ヘナタトゥー」を入れます。

「ヘナタトゥー」は時間が経つと消えるもので、レースのような、細かくて美しい模様です。「嫁入り先でも幸せに暮らせるように」という願いが込められており、ヘナタトゥーが濃く染まるほど、「新郎に愛される」「新しい家族から大切にされる」と言われているようです。

結婚指輪も手ではなく、足の指につけるのが特徴的です。

誰でも入場可能

インドの結婚式は誰でも入場することができます。日本のように、招待状を持っていなくても、ご祝儀が無くても、正装していなくても大丈夫です。新郎新婦を祝福する気持ちがあれば、どなたでも入場できて、自由に飲食が可能です。ただしお酒は許されないので、ドリンクはすべてジュースです。

タイ

タイは仏教ですので、タイ式の結婚式はお坊さんたちによる読経から始まります。「聖糸」とは僧侶が新郎新婦の頭に巻き付ける一本の白いヒモのことで、二人の結びつきを表すものだそうです。僧侶は新郎新婦を白いヒモで結んだあと、二人が差し出した手に「聖水」をかけます。この「聖水」は、二人の結婚生活を清めるためのものだと言われております。

縁起の良い数字「9」

タイでは「9」が縁起の良い数字なので、「〇時9分」に開始にするのが一般的だそうです。

スコットランド

スコットランドでは結婚式にまつわる迷信が多数あります。「花嫁は結婚式当日に家から結婚式会場に向かう際、右足から歩き始めなければ呪われる」「花嫁の父親が一つかみのコインを教会の前にいる子供たちに投げることで、新郎新婦に富を運んでくる」など伝統的な迷信を受け継いでいます。

前夜祭

スコットランドでは結婚前夜、新郎新婦が街中を逃げ回ります。みんなが真っ黒な液体を手に追いかけてきます。液体の中身は、魚、豆、卵などがミックスされたものです・・・。

その液体をかけられながら、逃げ回るのが結婚前夜祭です。なかなか強烈ですが、この儀式を新郎新婦二人で乗り越えることで、夫婦の絆が深まるとされています。

ドイツ・スウェーデン

ドイツ北部やスウェーデンの結婚式では、なんと新郎新婦とのキスが狙われます。新郎や新婦どちらかが席を立った時は、招待された客が席に残ったほうにキスをしてもOKという習慣があるようです。日本では考えられないですね!挨拶としてキスをすることもある欧州ならではの文化ですね。

欧米

欧米では、新婦が結婚式当日に初めて新郎にドレス姿を見せる「ファーストルック」や、新郎が新婦のガーターを外して投げ、それを未婚の男性ゲストたちがキャッチする「ガータートス」などが一般的です。

 

いかがでしたか?結婚式のかたちは、国によってここまで違います。気に入った風習があれば、恥ずかしがらずに自分の結婚式に取り入れられるといいですね!

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