2019年6月21日
結婚式の二次会は、披露宴より気軽にゲストを紹介できる場。新郎新婦との今後の人間関係をより深めることのできるパーティーです。結婚式を挙げるカップルのうち、3~4割ほどのカップルが二次会を行っています。
では、二次会を行うときどのくらい費用がかかってくるのでしょうか。
今回は二次会を行うにあたって必要なものや、費用相場などをご紹介します!
目次
二次会を行うにあたって必用なもの
まずは、二次会を行うときに必ず費用がかかる項目からご紹介します。
基本的に必要になるもの
・会場費
・音響、映像設備使用料
・照明
・マイク
といった運営や演出に必要なものはもちろん、
・料理
・飲みもの
などゲストを歓迎するものも必要ですね。
結婚式の二次会プランなどで探して予約すると、最低限上記の項目がついてきます。二次会プランは「おひとり様6500円」などで設定されていることが多く、人数分×会費で全体の費用がわかる計算になっています。
オプション
どんな二次会にしたいかによってプラスされる費用があります。
例として、ゲームの景品、ウェディングケーキ、二次会用衣裳、会場装飾、二次会用ムービー、プチギフトなどがあげられます。
オプション項目は新郎新婦が負担するのか会費から捻出するのかは、はじめに決めておきましょう。
二次会に使用するものの費用相場
二次会の場合は、新郎新婦主催で行うこともあれば、友人に幹事を依頼することもあります。
自分たちで行うにしても、幹事に依頼するにしても、なににどのくらいの予算がかかるのか、あらかじめ把握しておくといいですね。
会費の相場
男性の平均:7,100円
男性の会費相場は4割くらいが8,000円~9,000円とされています。
女性の平均:6,400円
女性が会費相場の割合では、3割くらい7,000円~8,000円とされています。
会費の相場は地域別でのばらつきはさほどなく、低い地域で3,000円~4,000円代(北海道、九州)、高い地域が首都圏で平均値でした。
会費の男女差額の相場
平均金額:834円
男女差額は、「男性の方が1,000円~1,500円多い」が50%、同額が30%でした。男性の方が女性より飲食の量が多いので、会費をプラスしている場合が多いようです。
二次会会場に支払った総額
平均金額:37万円
「20~25万円」と「30~35万円」がどちらも12%で高い割合を占めていました。
地域別で差が激しく、最高平均が首都圏の約37万円に対し、最低は北海道の約13万円でその差が25万円もあります。
20万円弱しかかからない地域と30万円以上かかる首都圏を含む地域がありばらつきがあるようです。
二次会の衣裳
二次会で別の衣裳を着た新婦の割合は60%、結婚式で着たウェディングドレスを二次会でも着たという方は30%でした。
外部の衣裳店や二次会会場でレンタル、インターネットで購入するなどして披露宴とは違う衣裳を着た新婦が多くいるようです。
二次会で別の衣裳を着た時の新婦の衣裳代
平均金額:3.5万円
二次会で違うドレスを手配して着用した場合の衣裳代は「2万円未満」が約4割です。大体2~4万円くらいの間で予算を組んでおくといいでしょう。
二次会の場合、披露宴と違ってカジュアルなドレスを着用することが許されるので、自由に好みのドレスを選ぶ新婦が多いようです。
ウェディングドレスをレンタルしている場合、注意しておくべきは延長料がかかることです。延長料の相場は衣裳代の20%前後ですので、新郎新婦ふたり分の衣裳代が30万円とすると、レンタル料は6万円。
二次会の衣裳代を別で購入するのか、レンタルするのか、相場を参考にして検討してみてくださいね。
二次会の招待人数の相場
全体の平均人数は60人でした。次に、割合が多い順に招待人数をご紹介します。
1.100人以上 15%
2.30~40人 14%
3.50~60人 13%
4.60~70人と80~90人 12%
それぞれの人数に大きな差はなく、新郎新婦が招待したい人数を呼んでいるようです。
プチギフトの相場
平均金額:274円
二次会では300円~500円のプチギフトを用意する方が多いようです。
最近は、プチギフトを配らずにその分を飲食代に充ててお食事を豪華にする方も。プチギフトを贈らない場合は、招待ゲストに向けてお礼を書いたメッセージカードを帰りに渡すなどして感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
ウェディングケーキ
平均金額:約3万~4万円
二次会から参加するゲストがいる場合は、結婚式の雰囲気を少しでも味わってもらおうとケーキ入刀のイベントを行うこともあるようです。
シンプルなケーキで3~4万円なので、少し凝ったデザインにしたり、段数を増やしたりすると費用が追加されていきます。
ゲームの景品
平均金額:約3万円~12万円
ゲームの景品の相場は「招待ゲストの人数×1,000円」で考えておきましょう。
ゲームを行う場合は、飲食代に景品代1,000円を上乗せして会費にするパターンが多いです。
ゲームの景品は二次会がもっとも盛り上がる瞬間ですので、あまり貧相にならないように気をつけましょう。
もし二次会を盛り上げるために景品を豪華にしたければ、新郎新婦が自己負担で上乗せするのもいいかもしれませんね。
ちなみに、二次会のゲームでよく行われるのはクイズ・ビンゴゲーム・椅子取りゲームなどがあります。
その他、費用がかかる項目
ウェディングムービー
二次会用に作成するのか、披露宴で撮影したものを二次会で流すのかで費用は変わります。
二次会だけ参加のゲストがどのくらいいるのかによってムービーの趣旨を変えるのもいいかもしれませんね。
会場装飾
二次会会場のために装飾を用意するのもいいですが、披露宴で使ったアイテムをそのまま飾れば節約になります。
写真
二次会の写真も綺麗に収めたい場合はカメラマンに依頼することもありますが、それだと費用が割高になるため、友人に頼む方が多いようです。その場合、依頼した友人の会費は無料にし、お礼としてお食事に招待したり、プレゼントを用意したりしましょう。
平均相場のまとめ
結婚式の二次会にかかる費用は、やりたい内容によって変わってきます。会費相場の男性平均7,100円と女性平均6,400円を参考に、上手に費用を調整しましょう。
いかがでしたか?お祝いに来てくれるゲストをがっかりさせないよう、おもてなしにかかる費用はきちんと確保するのが二次会の成功の秘訣ですよ。全員が楽しめる結婚式の二次会を考えてみてくださいね。