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結婚式の乾杯の挨拶まるわかりガイド

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2017年9月15日

結婚披露宴には必ずついてくる「乾杯の挨拶」。さあ誰に、どのように、お願いしましょうか?逆に頼まれたらどうする?ただ「乾杯!」と言えばいいわけじゃない。流れやスピーチ文例など基本マナーを確認しておきましょう!

 

<新郎新婦向け>乾杯挨拶を依頼する

誰に依頼すればいい?

乾杯の挨拶は一般的に、主賓に次ぐ代表的な人物が行います。例えば上司や恩師、おじや先輩などが多いようです。新郎側か新婦側かの決まりはありませんが、主賓の挨拶を新郎側、乾杯の挨拶を新婦側としてバランスを取っているパターンが定石のようです。ここで気になるのが「親戚」の立場。親戚は結婚式においてはホスト側となり、主賓はホスト側の人物にはなり得ません。ですがこの乾杯の挨拶であれば親戚でも大丈夫です。

どのように依頼する?

依頼する際は、事前に直接お願いする形をとりましょう。電話などで承諾を得たうえで、招待状に付箋を同封するのがマナー。付箋には「先日お話しさせて頂いた祝辞のお願いです。まことに恐れ入りますが、当日披露宴でご祝辞と乾杯の発声を頂けましたら幸いに存じます。何卒よろしくお願いいたします。」などと記載すればよいでしょう。

 

<ゲスト向け>乾杯挨拶を依頼されたら

事前にチェック!乾杯挨拶の必須項目

  • 新郎新婦の名前(漢字と読み仮名)
  • 披露宴形式と招待客の人数
  • 披露宴のプログラム中の順番

 

乾杯の挨拶の内容

乾杯の挨拶はどのように構成するのが良いのでしょうか?乾杯の挨拶では全員が起立した状態です。新郎新婦もゲストもグラスを持って乾杯を待っていますので、1分程度と短くまとめるのが基本。自己紹介(新郎新婦との関係性を含めること)→はなむけの言葉→結びの言葉に「乾杯」となるように、3段階で構成すると良いでしょう。全部で300字程度となるようにし、あまり凝ったアレンジをするよりはシンプルにまとめることを心掛けて。また「乾杯」の発声もはっきりと大きな声で。会場の出席者全員がタイミングを合わせやすいように、スピーチの後に一呼吸おくことも大切です。

文例1

「ただ今ご紹介にあずかりました、新郎の〇〇くんと同じ職場の〇〇でございます。〇〇くん、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。両家のご親族の皆様にも合わせてお祝いを申し上げます。それでは乾杯の音頭を取らせていただきますので、皆さまご唱和をお願いいたします。

新郎新婦の末永いお幸せとご両家ならびにご臨席の皆様のご多幸を祈念いたしまして……乾杯!」

文例2

「ただ今ご紹介に預かりました、新婦〇〇のおじの〇〇と申します。〇〇の父〇〇の兄にあたります。僣越ではございますがご指名により、乾杯の音頭をとらせていただきます。〇〇くん、〇〇、結婚おめでとう。子どものころから娘のようにかわいがってきた〇〇のこのような幸せそうな姿を見て私も胸がいっぱいで大変うれしく思っております。それでは、乾杯の音頭を取らせていただきますので、ご唱和をお願いします。

新郎、新婦の末長いお幸せとご臨席の皆様のご多幸とご繁栄をお祈りいたしまして・・・乾杯!」

 

乾杯の挨拶の流れとポイント

司会者から乾杯挨拶を案内されたら、その場で立ち上がり軽く一礼します。式場スタッフの案内がありますので、マイクの前まで落ち着いて歩いていきましょう。マイクの前でスタッフがマイクの高さを調整しますので、その後まず新郎新婦に一礼、次いで招待客に一礼します。一呼吸おいたら落ち着いてゆっくりと話し始めます。文中でのポイントは乾杯の発声の前に「皆様、ご唱和をお願いします。」という一文を入れること。乾杯のタイミングがとりやすくなります。最後の「乾杯!」は、グラスをあげながら、それまでよりもより大きな声ではっきりと。乾杯を終えたら一礼し、自分の席に戻ります。結婚式のスピーチでは基本マナーである「忌み言葉」が含まれていないかも併せて注意しましょう。

 

新郎新婦にとって初めての結婚式、乾杯挨拶を頼むのにも失礼がないようにしたいところ。また頼まれたほうも、大事な役割を任されたからにはしっかりと務め上げたいですよね。基本のマナーをしっかりおさえて、あとはお祝いの気持ちをこめて華やかに結婚披露宴をスタートしてあげてくださいね。

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