2017年3月31日
結婚式に列席するなら欠かせないのがご祝儀。でもそこはやっぱりお金の話、誰でも金額や相場が気になるもの。また渡す相手が親族なのか友人や同僚、部下なのかなど、立場で変わってきますし、自身の年齢でも違いがでてきます。今回は気になる「ご祝儀の金額」について、誰もが知りたい情報をお届けします。
年代別で見る!ご祝儀事情
20代ゲストのご祝儀相場
- 相手が友人・知人・会社の同僚なら
1位 30,000円(94%)
2位 20,000円(3%)
3位 10,000円(3%)
- 相手が親族(兄弟・姉妹)なら
1位 50,000円(64%)
2位 30,000円(14%)
3位 100,000円(4%)
30代ゲストのご祝儀相場
- 相手が友人・知人・会社の同僚なら
1位 30,000円(95%)
2位 20,000円(2%)
3位 10,000円(1%)
- 相手が親族(兄弟・姉妹)なら
1位 50,000円(65%)
2位 30,000円(13%)
3位 100,000円(4%)
20代・30代では、友人・知人へのご祝儀相場は「3万円」、親族へは「5万円」が一番多い結果に。
40代・50代ゲストのご祝儀相場
- 相手が友人・知人・会社の同僚なら
1位 30,000円(92%)
2位 10,000円(8%)
- 相手が親族(兄弟・姉妹)なら
1位 50,000円(77%)
2位 100,000円(11%)
3位 30,000円(11%)
40代・50代では、ちょっとした変化が。友人・知人へのご祝儀相場は「3万円」の同額ですが、親族へのご祝儀には1位の「5万円」に次いで「10万円」がランクインする結果に。
実は気になる「2万円」・・・ご祝儀に2万円はアリ?
相場は把握しているんだけど、どうしてもご祝儀として準備するには経済的に厳しいということも。例えば就職がなかなか決まらない中、結婚式が重なり経済的に余裕がないとき。またお呼ばれドレスやヘアセット、交通費などで準備費用にもお金がかかる場合など、申し訳ないと思いながらも少なめに渡すこともあるかもしれません。そんな場合は結婚式の後に新郎新婦を食事に招待するなどして、お祝いの気持ちを示すのも良いですね。
また結婚式に列席すること自体が初めてで、自分にとって結婚が身近でない場合、相場自体を知らないということも。ただ、こういったケースはいつか後悔することになりますから、初めての結婚式でも最低限のマナーとして調べておきましょう。そして意外と多いのが「あまり親しくない」という理由。それまで音信不通だったのにいきなり招待されたなど、明らかに「人数合わせ」の招待だったときなどです。こういった場合は、相場よりご祝儀を少なく渡しても申し訳ない気持ちがあまりなく後悔の度合いも低くなるようですね。ただ社会人として、いわゆる「常識ある大人」としての出席ならば義理という形であれ出席を決めた時点で相場の金額を渡す覚悟も必要かもしれません。
いかがでしたでしょうか?現在は「ご祝儀は3万円」がほぼ標準的になっています。相場がわかればゲストにとっての助けになるのはもちろん、呼ぶ側である新郎新婦もおおまかな予算立てをすることができますね。ご祝儀はやはりお祝いする気持ちを表したものですから、自分の立場や年齢、相手との関係をふまえて、双方にとって気持ちの良いものとなるようにご祝儀を包んでくださいね。