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最近話題の熟年結婚!気になる実態とは

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2019年1月31日

最近では海外セレブだけではなく、日本の芸能界でも熟年結婚が話題になっていますよね。さらに言えば、芸能界だけではなく今や日本全体で見ても熟年結婚は珍しくありません。お互い歳を重ねてから結婚し、共に生活することのメリットは存外大きいのです。しかし、当然若い時とは違った問題点もあります。ここでは、熟年結婚の現状・実態を踏まえながら、そのメリット、デメリットを検証していきましょう。

急増しています!

熟年結婚

熟年結婚とは年齢40代後半以降に結婚すること。本来、婚活の最前線の世代は20代、30代です。それは出産、育児を考えれば当然なのですが、最近では需要の増加に伴い熟年向けの婚活サービスも増加傾向にあります。熟年層をターゲットにした婚活サービスでは、お互い熟年であることを念頭に、現実的に今後のパートナーとして相応しいかどうかを検討できます。熟年婚活も今や1つの「当たり前のカタチ」。若年層の結婚率の低下も相まって、その比率は大きくなってきていると言えるでしょう。

その実態

実際に50歳以上で結婚される方は増えています。国民生活センターの報告によると、2000年あたりから日本では50代以上、65歳以上で結婚される方が急増しているという結果が出ています。厚生労働省の人口動態統計では、1995年と2015~2016年の、50歳以上の初婚の件数は2.5倍にも及ぶという結果に。

熟年結婚をするメリットって?

安心感、孤独からの解放

若いころの1人暮らしは気軽で楽しいもの。インテリアにこだわってみたり、時には自由に友人を招いてみたり・・。誰にも気を使わず自由な暮らしができるでしょう。しかし、高齢になった際の一人暮らしは、それとはまったく別のもの。健康に関する不安はもちろん、特に仕事を引退した場合、毎日誰とも会話しないで過ごすということもあり得ます。実際に国立社会保障・人口問題研究所が実施した調査では、65歳以上の1人暮らしの男性のうち半数しか「誰かと毎日会話をする」と回答していないことが分かっています。女性のほうは約63%と男性より多いですが、それでも誰とも話をしない日があるのも実態です。健康・孤独死への不安や、日々の寂しさからの解放を目的に婚活される方も少なくないのかもしれません。

経済的に余裕ができる

特に熟年の婚活女性の場合は、結婚によって経済的な安定を求めていることが多いようです。これまで長く仕事をしてきた女性でも、男性と比較すると賃金が安いことのほうが多く、当然年金も少なくなります。歳を重ねれば重ねるほどに再就職が難しくなることを考え、結婚を希望する女性は少なくないのです。また、1人暮らしはなにかと不経済なもの。毎月の光熱費、家賃、食事代など、2人で暮らして2人の収入から出すほうが、経済的にはずっとお得なのです。

健康的で安定した生活に!

1人暮らしの方でも健康的で落ち着いた生活をしている方ももちろん多くいらっしゃいます。しかし、1人だからといってインスタントなどつい手を抜いた食事になってしまったり、体調が悪くても放置してしまったりということも少なくありません。最新の研究によると、ひとりごはんを続けていると、心臓病や糖尿病のリスクが高まることが分かってきました。その研究では、1日2回以上ひとりで食事をした男性と、他人と一緒に食事をした人たちと比べて、高血圧、高コレステロール、糖尿病前症などを発症する可能性が高いと結論づけています。これは、肥満および肥満症について研究する学術誌「肥満研究と臨床診療」で発表された研究結果だそう。

(データ及び研究結果の元記事:http://www.goodhousekeeping.co.uk/health/health-advice/eating-alone-could-be-bad-for-your-health-study-says

また、家に訪ねる人がなければつい掃除も怠ってしまう・・なんてことも。2人で暮らすことによって、相手の健康を見守り合うことができ、お互いに快適に暮らそうという気持ちになることができます。結果、安定した生活に繋がるのです。

毎日の刺激で若々しくいられる

熟年結婚であっても好きあって一緒に暮らす男女です。毎日楽しく、生活に張りが出ることでしょう。お互いに相手を思いやる気持ちを持ち寄って、若々しく元気に暮らせそうですね。

ここに注意!熟年結婚の問題点

相手を間違えると、多くのものを失う

特に60代以上の結婚で相手が若い場合、少なからず問題になるのが、「相手がお金目当てでないか」ということです。実際に経済的安定を求めて婚活する方も多くいます。悪いことではありませんが、結婚するだけして相手のお金を手に入れておいて、病気になった際は知らん顔では困ります。また、これは熟年結婚に限ったことではありませんが、結婚してみて相手とまったく性格が合わなかった場合。歳を重ね積み重ねたものが多い分、失うものも大きく、若い人よりもそこから取り戻すのが難しくなります。熟年結婚での相手選びでは、信用できる誰かの意見を聞く、または信用できる結婚相談所の紹介で相手を見つけることなどが大切です。大人の冷静さで相手を観察し、若いころの結婚よりもより慎重に、共に生きていける信用にたる人か判断する必要があります。

子どもからの反対

熟年結婚の場合、再婚であることも多く既に子どもがいる方も多いでしょう。子どもは成人していたとしても親の再婚には大きな影響を受けます。一緒に暮らしていなくても、まったく親の結婚相手と接さないということはあり得ないので、子どもにとっても相手の人柄は重要です。また、それこそ結婚相手が財産目当てでないかと心配したり、自分の財産の取り分が減ると嫌がったりというケースも多いにあり得ます。子どもとは早いうちに結婚相手に会ってもらい、相手のことをよく知ってもらうことが大切です。財産のことですが、子供がいても相手の財産の半分を相続することは結婚相手の権利です。しかし、子どもたちとの関係を壊したくない、それでも結婚したいという場合は、結婚前に専門家も交えて話し合っておくべきでしょう。場合によっては事実婚という選択肢もあります。血のつながりを持つ自分の子どもを不幸にしてしまっては元も子もありません。家族円満に幸せになれるよう慎重に進めたいですね。

生活環境の変化

結婚して相手と生活することで、自分が長年住みなれた場所を離れて引越しをする場合もあり得ます。1人とは異なる生活ペースで毎日過ごすことになり、この生活環境の大きな変化をストレスに感じる方も少なくないでしょう。孤独な生活から解放される分、この生活環境の変化に対しては、自ら積極的に適応していく努力が必要です。

以前のパートナーと比較されてしまう・してしまう

熟年結婚の場合、初婚であったとしても歳を重ねた分だけ過去がある相手です。結婚に至らずとも深く付き合った人がいることでしょう。人によってはその点が気になってしまう場合も。お互い過去があるのは当然ですが、比べられるのはやはり嫌なもの。熟年結婚における以前のパートナーと比較したような発言は、意外と無意識にやってしまっている場合もあります。自分が大切なのは、今のパートナーだということは多くの方が分かっているはず。お互いが尊重し合うような結婚生活を心がけないと、すぐに破綻してしまうことも。

 

いかがでしたか?結婚は年齢に関係なく、自分のタイミングでしたい時にする、もうそんな時代です。熟年結婚には問題もあります。しかし、1人ではなく誰かと共に人生を生きていくこと。そういう相手が現れることはやはり素敵なことなのです。

「年甲斐もなく・・。」なんて言わずに、時にはフィーリングだけで結婚してしまうことがあっても良いかもしれません。多くの方の熟年結婚が、幸せであるように祈るばかりです。

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