2018年5月6日
結婚式では最後に両親への感謝の気持ちをこめて記念品を贈ります。定番は花束でしたが、今では新郎新婦ごとで贈り物は様々です。「意味を持ったものを贈りたい」「喜んでもらいたい」ということから色々なアイディアがあります。ここでは定番商品からアイディア商品まで疑問とともに紹介します。
目次
人気の記念品
ウェイトドール
産まれたときの体重と同じ重さのぬいぐるみです。ぬいぐるみの足の裏に産まれた日時と体重を刺繍します。定番はテディベアですが、ディズニーなどのキャラクターのぬいぐるみも人気です。両親の好みにあったものを選ぶといいでしょう。
フォトフレーム
結婚式で撮った家族でのベストショットを飾ることができます。デジタルフォトフレームも最近ならではで喜ばれるかもしれませんね。
体重米
ウェイトドール同様産まれたときの体重と同じ重さの米を米俵にして贈ります。最近では新郎新婦の赤ちゃんのころの写真をつけたり、米俵にベビー服を着せたりとアイディアもあります。
ペアマグカップ
名前やメッセージ入りのペアマグカップです。ゲストへの引出物として新郎新婦の名前いりカップは嫌がられますが、両親は別です。普段から使えるものなので、デザインだけではなく実用性も考えましょう。
苗木
オリーブの木は「幸せを運ぶ木」、ガジュマルは「幸せを呼ぶ木」という意味があるので記念品に選ばれることが多いです。オリーブの木やガジュマルの木は手がかからなく負担も少ないのですが、持ち帰りが大変ですので注意しましょう。
時計
自宅に飾る時計やお揃いの腕時計など色々なアイディアがあります。一本の木を三等分したものから時計を作り、新郎新婦の両親の家と新郎新婦の家の三つで一本という意味を持たすこともできるアイディアもあります。
似顔絵
写真はありきたりですし、似顔絵をもらうことはあまりありません。この機会に似顔絵!というのもいいかもしれませんね。
絵本
完全オリジナルの絵本です。新郎新婦の生い立ちを描くので、記念品としては最高の贈り物ですよね。
箸
箸にはたくさん物を食べられることから転じて健康や長寿などをあらわします。2本揃わないと意味がない箸は「仲の良い夫婦」の象徴などと縁起モノでもありますので、贈り物に適しています。予算にあわせて選ぶことができるのでとても人気です。
オルゴール
時計や写真付きのものもあります。両親と思い出の曲があるのであれば、なおのこと喜んでもらえるでしょう。
手作りアイテム
自分の特技や仕事を活かしたものや、陶芸で茶碗や湯飲みなどを作ることもできます。手作りなので想いも込めることができるでしょう。時計で紹介した、木の時計なんかは職人であれば作ることができるのでは?
その他の贈り物
食事や旅行へ招待するのもいいかもしれませんね。両親の思い出のレストランや普段行かないようなところだと喜んでもらえるでしょう。お酒が好きな両親であれば日本酒やワインなどを贈るといいでしょう。新郎新婦が産まれた年代のビンテージワインを選ぶことや、ラベルをオリジナルにすることもできます。
記念品Q&A
絶対に必要?
90%以上の新郎新婦が記念品を贈っていますが、必ず渡すというルールはありません。両親が嫌がるケースやゲストの前で身内に感謝するのは控えるという方もいます。記念品を贈らないのであれば、なにか両親へ対する感謝の演出を用意するといいでしょう。
相場は?
だいたいの新郎新婦は20,000~25,000円程度で用意するようです。予算に応じたものを用意してください。
渡してはいけないものは?
引出物と同様に縁起が悪く贈ってはいけない物はあります。
・包丁などの刃物(縁が切れる)
・日本茶(弔事に使われるため)
・櫛(苦や死を連想)
・ハンカチ(感じで手巾(てぎれ)と書くため)
などがありますが、特別な想い入れがある場合には問題ありません。エピソードを添えて贈るといいでしょう。
いかがでしたか?記念品は定番である必要はありません。引出物と違い両親のみに贈る感謝の気持ちです。なので両親のことだけを考えて贈り物を選ぶことができますよね。それとなく欲しい物を聞いてそれを贈ったり、思い出に残る物を贈ったりすることができると