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両家顔合わせを成功させる秘訣は?事前準備や服装、当日の流れまで!基本ガイド

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2017年11月30日

近年結納式に代わり主流となりつつある両家顔合わせ。両家顔合わせとは結納を簡略させたようなもので、両家が正式に顔を合わせて親睦を深めるための会です。今回は両家顔合わせを成功させるための準備と当日のポイントをあわせてご紹介していきます。

※結納について詳しく知りたい方は「結納って何から始めればいい?顔合わせとどう違う?気になる相場や服装マナーも教えます」から確認できます。

 

両家顔合わせに向けての準備7つ

1.イメージを考える

結納の流れを取り入れてフォーマルなものにするのか、親睦を深めることを主体としたアットホームなものにするのか、まずは食事会の全体イメージを決めます。双方の両親の意見も聞いておき、どちらかの家にこだわりがある場合はそちらに合わせるのがベターです。両親のみ、兄弟姉妹まで、など参加人数を合わせることも大事です。

2.日程を決める

顔合わせ食事会は、一般的に結婚式の3~6か月前に行います。お日柄にこだわるのなら、大安、友引、先勝なら午前中、先負は午後を選ぶと良いでしょう。日にちが決まったら場所の予約も早めにとっておきましょう。

3.場所を決める

ふたりの地元が離れている場合、男性側が女性側に出向くのが一般的です。最近では負担を分けるためにも中間地点を選ぶケースも。会場選びは、改まった席にしたいなら料亭やホテルの小宴会場を。カジュアルにしたいならレストランの個室など、いずれにせよ落ち着いて話が出来る場所を選びましょう。式場が決まっていれば下見を兼ねて会場内のレストランも良いですね。

4.料理を決める

食事代はひとり1万~1.5万円が相場です。料理のジャンルは両親の好みも考慮しながら選び、時間をかけて食べられるコース料理が良いでしょう。お店にはお祝いの席であることを伝え、食材に縁起の良いものを選んでもらったり、大皿料理や鍋物は避けたり事前に手配しておくと安心です。

5.費用分担を決めておく

親を招待するという形で、ふたりが食事代を負担するケースが増えています。ホテルの個室使用料など別途費用の負担がある際は両家の分担を事前に決めておくこと、遠方から出向いた場合は交通費や宿泊費がかかることも忘れないようにしましょう。両家の負担が平等になることが原則です。

6.進行を決める

食事だけでなく、お互いの家族紹介、記念撮影、婚約記念品の交換や乾杯などセレモニー感を高める演出を盛り込むのも◎。当日慌てないようにふたりでシミュレーションして準備をしておくことが大切です。

7.手土産を決める

食事会の前日までに双方とも手土産を用意しておきましょう。金額に差が生じないように予算を決めておき、両親とも相談して品物に検討をつけておきます。当日片方だけが手土産を持参した、などということにならないようにしましょう。手土産としては日持ちする菓子折りが一般的で、重くかさばるものは避けましょう。地元の銘菓や特産品を手土産にすると会話も広がります。

 

両家顔合わせの服装

服装も両家とのバランスを重視し、会場の雰囲気にあわせます。女性の場合は、ひざ丈の落ち着いた色のワンピースやスーツで、こぶりなバッグをあわせましょう。アクセサリーもワンポイントにとどめ、派手にならないようにします。男性は、一般的に黒やグレー系のスーツを着ます。片方がフォーマルすぎる、またはカジュアルすぎるなど、両家の間でバランスが偏らないように注意しましょう。

 

両家顔合わせ当日のポイント

1.2人が先導して会場へ

当日は予約時間の5分前を目安に会場へ着くようにします。ふたりが先導してお互いの両親を会場へ案内する形をとり、両家の親どうしが先に会ってしまい気まずい雰囲気になることを防ぎます。着席の仕方は、洋室でも和室でも、上座から両家の父親、母親、本人という順になるように向かい合わせで座りましょう

2.開始の挨拶

着席したら、食事が運ばれる前に男性側の父親か、男性本人が進行役となって挨拶をします。

挨拶例「本日は私たちふたりの婚約にあたり、お集まりいただきましてありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いします。」

3.両家の家族紹介

男性側から始め、本人から両親の紹介をします。続いて女性側も同様に行います。名前の紹介とともに、仕事や趣味、性格、本人らしいエピソードを交えることが出来ると親近感が増すので◎です。

 

家族紹介の流れ

a.男性本人が両親を紹介する

「まずは私から両親の紹介をいたします。私の父の○○(男性父親の名前)、そして隣にいますのが母の○○(男性母親の名前)です。本日はよろしくお願いいたします。」

※両親の名前は省略可能

b.女性本人が両親を紹介する

「それでは次に、私の両親を紹介いたします。私の父の○○(女性父親の名前)と母の○○(女性母親の名前)です。」

※両親の名前は省略可能

c.男性父が結婚の意思を確認する

「○○さんは本当に素敵なお嬢様で、うちに遊びに来てくれた時から、家内とふたりでひそかに結婚を待ち望んでおりました。このたび息子のプロポーズを承知してくださったと聞いて大喜びした次第です。これからご苦労をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。」

d.女性父が結婚に賛意を示す

「○○君は、挨拶に来てくれた時も大変誠実な好青年でして、娘は実に素晴らしい人と良縁を得たものだと、私も妻と大喜びしたものです。こちらこそ、至らない部分も多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。」

e.男性母が賛意を示し、謝辞を述べる

「どうもありがとうございます。今日はみなさんにお目にかかれて本当に嬉しいです。そして○○さんのような可愛らしくてお優しいお嬢さんがお嫁になってくださるなんて、息子も大変幸せ者です。これをご縁に、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。」

f.女性母が謝辞を述べる

「こちらこそよろしくお願いいたします。○○さんは大変しっかりしていらっしゃるし、娘からもリードしてくれる方だと聞いておりますので、主人ともども頼りにしております。娘はまだまだご迷惑をおかけすることも多いかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。」

 

4.婚約記念品の交換

婚約指輪のお披露目は食事の前に行います。男性から女性の指にはめてあげる演出もセレモニー感が出て良いでしょう。女性からはお返しとして、時計やスーツの仕立て券などを贈るケースが多いようです。フォーマルな席では結納金や結納品の交換を取り入れるケースもあります。結納セットを用意し、簡易的な結納式とすることもあるようです。

 

5.記念撮影

お酒が入ると顔が赤くなってしまうことも考えられるので、写真撮影はまず食前に1枚とっておくと良いでしょう。ホテルなどの写真室を利用しても、スタッフへ撮影をお願いしても大丈夫です。撮った写真は後日送り合ってコミュニケーションをとることもできます。

6.乾杯~会食

男性側の父親が乾杯の挨拶をし、グラスを交わして食事会をスタートします。食事を楽しみながら、ふたりが中心となって話を盛り上げていくようにしましょう。結婚式のスケジュールや会場選びなどを話しても良いですし、幼少期のアルバムを見ながら話を広げるのも喜ばれます。

■注意したいポイント

本人たちはもちろん、親族側でもお酒の飲みすぎには注意します。進行に影響が出るようなお酒の飲み方は避け、自慢話なども控えましょう。相手の名前を言い間違えないようにすることも大切です。

7.締めの挨拶とお礼

食事がひととおり済んだら、結婚式までの流れをざっと確認し、お開きとなります。男性本人か、ふたりで締めの挨拶をします。

本人ふたり「本日はお忙しいところ、お集まりいただき、ありがとうございました。結婚準備でいろいろとお世話になると思いますが、その際はまたどうぞよろしくお願いします。」

最後に両家の父親もひとことずつ挨拶をします。退席の前にもう一度写真撮影するのも良いでしょう。

 

いかがでしたか?顔合わせが両家にとって素敵な思い出になるよう、ふたりでしっかりと準備をして両親をおもてなしできるようにしましょう。家族同士の仲を深める初めての場となる顔合わせを成功させるには、ふたりが当日の詳細に気を配り、和やかな雰囲気づくりを心掛けることがポイントです!思い出に残る顔合わせになるようにしてくださいね。

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