2018年4月25日
父母世代の頃にはなかった風習のプチギフト。最近では、プチギフトは定番の演出になりつつあります。ここではプチギフトの意味、由来、渡すタイミングを紹介します。披露宴や二次会の参考にしてください。
プチギフトの由来
プチギフトが一般的になったきっかけは、引出物をお見送りの際渡さずに、あらかじめ席に用意しておくようになったので見送りが寂しくなったからといわれています。プチギフトはゲストへの感謝の気持ちを伝えるアイテムであり、来賓者全員に直接渡すものなので全員と会話をするきっかけになるものでもあります。現在は披露宴や二次会にはかかせないものとなっています。
渡すタイミング
ゲストのお見送り時
ほとんどの新郎新婦がゲストのお見送りするタイミングでプチギフトを渡しているようです。披露宴の最中ではなかなか言葉を交わすことができないこともあるので、ゲストにしっかり感謝の気持ちを伝えるという面では時間もとれるという理由からお見送りのタイミングを選ぶ方が多いようです。
お色直しの入場時
お色直しの入場時に行う、キャンドルサービスなどのテーブルラウンドの代わりにプチギフトを渡しているという方も多いようです。披露宴後のお見送りに時間がとれない場合などにおすすめのタイミングですね。
テーブルフォト時
手ぶらでテーブルを回るのもなんだか・・・という方はこのタイミングで渡すようです。ゲストをお待たせする時間ができてしまうのであまり時間はとることができませんが、何もないよりはあったほうがという理由からこのタイミングで渡しているようです。
テーブルラウンドとお見送り両方で
テーブルラウンドとお見送りのタイミング両方でゲストにプチギフトを渡すという方も多いようです。ちょっとしたものです2回に分けて渡すというのも、ゲストにとっては楽しみが増えていいかもしれませんね。ゲストにお礼ができる機会が増えるのはメリットですね。
プチギフトの相場
結婚式のプチギフトの相場は200~400円
二次会のプチギフトの相場は300~500円
となっています。
どんなに高くても1,000円以内に抑えるのが一般的です。
お菓子が定番でしたが、日常で使えるものやインテリア雑貨などを用意するケースも増えています。
メッセージいりのものや、新郎新婦の写真や似顔絵がプリントされているものをオリジナルで制作して渡すというアイディアも増えており、おもしろいかもしれませんね。ゲストの年齢層などもみて、どんなものを贈るか決めるといいでしょう。
いかがでしたか?プチギフトはただ物を贈るというだけではなく、感謝の気持ちを伝えるためにとりいれられている習慣です。ゲストに充分気持ちを伝えられるような渡し方をしてくださいね。
感謝の気持ちを伝えるためとはいえど、せっかくなら喜んでもらえる品物を贈りたいですよね。「もらって嬉しい結婚式のプチギフト〈年代別ゲストの本音〉」「残念だった結婚式のプチギフト〈年代別ゲストの本音〉」も参考にしてください。