2018年11月5日
結婚後もふたりで大事にしていきたい「結婚記念日」。多くの方が大安の日を選ぶなど、この日は特にこだわりたい日ですよね。そんな結婚記念日となる入籍日はいつがいいのでしょうか?今回は入籍日に選びたい日、多くのカップルが選んでいる日などまとめてお伝えします。
目次
入籍のタイミングは?
気になる入籍のタイミングですが、結婚式の「前」にするか「後」にするか、それとも「当日」にするか多くの方が悩みがち。実はそれぞれにメリット・デメリットがあります。タイミングによってどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
結婚式の「前」
入籍は婚姻届を出すだけ・・とはいえ、証人欄に捺印してもらったり、本籍地ではない役所の場合は事前に戸籍謄本を取得していなければならなかったり、役所に提出に行く時間を都合したりとそれなりに手間がかかります。また入籍後も免許証やパスポート、銀行の通帳などの姓や住所の変更手続きが必須。結婚式前に入籍するメリットとして、なんといってもこれらの手続きにゆとりを持って行えることが挙げられます。また、結婚式前に子どもを授かる可能性のある場合は、出生手続きと合わせて結婚式前に済ませておくとよいでしょう。中には入籍をきっかけに同居をスタートするカップルも。結婚式に向けて二人で準備が進められるのも嬉しいですね。
結婚式の「後」
結婚式よりも後に入籍するカップルもいますが、「入籍するまでは実家にいて欲しい」と希望する親御さんの意向によることがほとんどです。中には「入籍は結婚式を挙げてから」と入籍と結婚式の順番にこだわりを持つ人も。入籍するタイミングについては、双方の親の意見も大事にしてあげましょう。ただ、結婚式の後1~2週間ほどは、後処理や片づけ、お礼状、お礼参りなどでとにかくバタバタします。大事な入籍手続きですので、あまり後回しにしないよう注意しましょう。
結婚式「当日」
挙式当日に入籍することで、結婚式を挙げた日=入籍日とすることができます。本人たちからするとより記念日としての意味合いが大きくなり、覚えやすいのです。ただし、当日の挙式前または挙式後に役所に出向く必要があるため、どうしてもスケジュールがタイトになりがち。平日挙式の場合は役所の開庁時間に注意しましょう。土日(祝)挙式の場合、役所は閉まっていますので、守衛室や臨時受付の窓口への提出になります。当日バタつかないよう、事前にチェックしておきましょう。
縁起の良い日
芸能人の方々もこぞって縁起の良い日に入籍していることからも、ふたりの人生のスタートとなる入籍日は、できればそんな縁起の良い日を選びたい方が多数。次のような日は縁起が良いとされていて、六曜カレンダーなどで気軽にチェックできます。ぜひ入籍日を決める参考にしてみてください。
大安
六曜の中でも特に縁起がいい日といわているのが「大安」です。何事においても上手くいくとされており、結婚式や入籍など、御祝いごとをするのにぴったりな日です。ただし、大安は人気なため結婚式・入籍手続きともに集中する日でもあります。結婚式当日の入籍を考えている場合は特に注意しましょう。
天赦日(てんしゃにち)
天赦日は「天が万物の罪をゆるしてくれる日」という意味から、何をやっても良い開運日とされています。最上の大吉日と言われ、結婚だけではなく開業や引っ越しなどをする日としても最適です。ただ年に5~6日しかないため、この日を選ぶ人が集中するほど貴重な日。天赦日は大安と重なることもあります。その場合はさらに縁起が良い日となりそうですね。
一粒万倍日(いちりょうまんばいび)
一粒万倍日は、「一粒のもみが万倍の稲穂となり実る」とされている吉日で、何か新しいことを始めるには最良の日です。月に4~7日程度あるため、大安と重なる日を狙いやすいでしょう。
みんなが選ぶ!定番の日
誕生日やイベントの日
どちらかの誕生日と入籍日を合わせるカップルも多いようです。お祝いの日が重なり、より盛大にお祝いできます。中にはクリスマスやバレンタインデーを入籍日に選ぶカップルも。結婚後も、ふたりで楽しみながら末永く一緒にいることができそうですね。
ゾロ目
1月1日、12月12日など、ゾロ目の日も人気です。特に七夕の7月7日や末広がりの8月8日は、結婚式と別の日にしてまで選ばれるほど人気があります。
語呂にちなんだ日
夫婦にちなんだ語呂で覚えやすい日!ということで、次のような日も人気です。
・3月9日(サンキューの日)
・4月22日(良い夫婦の日)
・8月9日(ハグの日)
・8月10日(ハートの日)
・11月22日(いい夫婦の日)
ふたりが付き合い始めた日
「あの日、この人と付き合い始めたから今がある」ということで、ふたりの出会いを尊重し、交際記念日=入籍日とするカップルも。結婚前から付き合い始めた日をお祝いする習慣のあるカップルには特にぴったりです。
いかがでしたか?婚姻届に記入漏れや記入ミス、書類不備があっても平日の役所の受付時間内であればその場で訂正が可能です。しかし、夜間や休日・祝日に提出する際にミスがあった場合は、その日のうちに受理されず、入籍日がずれてしまいます。せっかく「この日に入籍したい!」という日が決まっても、「結局希望の日に入籍できなかった・・。」なんてことにならないように、事前にしっかり確認をしてから提出しましょう。こだわり抜いたふたりの大切な結婚記念日、末永く大切にしたいものですね。