2017年9月15日
結婚式は、ふたりの準備はもちろん、周りの多くの人たちの支えがあって成り立ちます。受付やスピーチ、余興を引き受けてくれた友人や知人、そしてウエディングプランナーや司会者、カメラマンなど式場スタッフ。このような方々へ、ふたりの感謝のしるしとしてお渡しするのが「お礼」や「お心づけ」。今回は「お礼」「お心づけ」に関しての基本情報をお届け。感謝の気持ちがしっかりと伝わるように基本マナーをおさえて準備をしておきましょう!
※気になる金額相場については「お礼、お心づけの相場」をご覧ください。
気になる費用分担、どうする?
基本的に各家で分担します。新婦から依頼した方へは新婦側が、新郎から依頼した方へは新郎側が、両家でお世話になる方へは両家で負担することが多いようです。
気になる金額ですが、絶対に決まった金額というものはありません。相場を知りたい方はコチラから確認してください。
両家から出す際には事前に話し合いをしておきましょう。「○○さんにはお世話になったから、これくらいの金額を包みたい」等、金額の細かい部分まで話し合って。両家からお渡しする際は、1つの祝儀袋にまとめて包みます。それぞれで用意する必要はありません。
どんな袋に包む?ご祝儀袋の書き方は?
ご祝儀袋は、中身とのバランスを見て選びます。基本的にお礼やお心づけは多額になることはありませんので、あまり大げさな装飾があると不相応です。目安としては中身の金額より少し劣るくらいのご祝儀袋を選びましょう。
お札を入れるときは向きをそろえ、表側を正面にして封入します。ポチ袋の場合は四つ折り、もしくは三つ折りにします。名字は毛筆か筆ペンで書きましょう。裏面の封はのりづけか、おめでたい図柄のシールでもOKです。
また祝儀袋であれポチ袋であれ、かならず新札を利用しましょう。ポチ袋のようにお札を折る場合でも新札です。銀行で早めに替えて用意しておきましょう。
お礼・お心づけ
表書きは「寿」「御礼」など。名字は、両家としてお渡しするなら両家を、ヘアメイクや介添人など新婦がお世話になる方へは新婦の名字を書きます。お心づけは「ほんの気持ち」ということで、のしや水引が印刷されたポチ袋で構いません。
主賓へのお車代
表書きは「御車代」とします。新郎側の主賓なら新郎の名字を、新婦側の主賓なら新婦の名字を書きます。
媒酌人へのお礼
表書きは「御礼」。両家の名字を書きましょう。媒酌人へのお礼は倍返しのため、20~30万円と多額になります。金銀または紅白の結びきりのきちんとした祝儀袋に包みましょう。
媒酌人へのお車代
表書きは「御車代」。両家の名字を書きます。
結婚式当日は、ふたりのためにと皆が心を込めて力添えをしてくれます。そんな大切な人たちに感謝の気持ちをしっかりと伝えるために、「お礼」や「お心づけ」は準備を万端にして失礼のないようにしましょうね!