2018年5月28日
「役所の手続きって時間かかりそうだし難しそう・・・」「役所だから婚姻届は平日にいかなきゃならないの?」そんな方のために、婚姻届を出すまでの流れを紹介します。何度も役所へ出向くことのないよう、準備バッチリでのぞみましょう!
必要書類・添付書類
身分証明書
身分証明書は、「写真がついていて、本人確認できるもの」です。
具体的には、運転免許証やパスポートなどが該当します。身分証明書を忘れてしまっても、一旦婚姻届は受理してもらえます。ただしその場合、後で役所から本人確認のため電話がくることになります。また、顔写真のついていない保険証や社員証などは効力が弱いため注意してください。
戸籍謄本・戸籍抄本
「自分の本籍地とは別の市区町村」で婚姻届を出したいときには提出が必要です。
・妻 の本籍地・・・神奈川県 横浜市
・夫 の本籍地・・・北海道 札幌市
・婚姻届は神奈川県横浜市で出したい
このようなケースは夫の戸籍謄本や戸籍抄本の提出が必要になります。
婚姻届の記入
婚姻届の記入には黒か青のボールペン、もしくは万年筆で記入しましょう。ちなみに書き方の見本は、法務省や市区町村のホームページでも参照できます。
また、窓口によっては記入見本を婚姻届と一緒にくれる場合がありますので、ぜひ活用してみてください。
証人2人の署名
婚姻届にある「証人」の欄には、「20歳以上の人」の「2人」に署名してもらう必要があります。一般的には、結婚する二人の両親にお願いすることが多いようですが、友人に頼むカップルも多いようです。
証人の欄には、「証人の氏名」「生年月日」「本籍地」を記入してもらい、最後に印鑑を押してもらいます。夫婦二人で証人になってもらう場合は、たとえ同じ名字であっても、別々の印鑑を押してもらう必要があるので忘れずに伝えてください。
大切なお願いなので、急な依頼ではなく前もってお願いしておくといいですね。
証人は誰にお願いすべき?
両親
一番お願いしやすいのが両親ですね。結婚後もなにかとお世話になることの多い両親に証人をお願いするカップルが多いようです。
友人
「仲が良い友人に署名して欲しい!」というような友人は婚姻届の証人としてふさわしいですね。お願いするときには前もって証人欄の記入に必要なものを伝えておきましょう。
上司
最近では少ないようですが、職場恋愛で結婚するカップルのなかには、会社の上司にお願いする人も多いようです。
婚姻届の提出
・夫の本籍地
・夫の住所地(所在地)
・妻の本籍地
・妻の住所地(所在地)
このうち、「住所地(所在地)」には、「一時的な滞在場所」も含まれます。
ですから「国内のリゾート地で結婚式を挙げて、そこの役所へ婚姻届を出す」ということも可能です。「挙式日と入籍日を同じ日にしたい」ということが可能になります。ただしこの場合は両名の戸籍謄本や戸籍抄本が必要です。
また、多くの役所では、365日、24時間、婚姻届を受理してもらうことができます。窓口が開いていない時間帯は「夜間窓口」へ持っていけばOKです。詳しくは提出予定の役所へ確認してください。
婚姻届提出時の持ち物まとめ
[役所に持っていくものリスト]
1.婚姻届
2.戸籍謄本、戸籍抄本 ※「本籍地とは別の役所」に婚姻届を提出する場合のみ
3.身分証明書
4.二人の旧姓の印鑑(ミスがあったときに訂正するため)
いかがでしたか?わからないことや実際の窓口状況などは、役所へ事前確認をしておくとさらに安心ですね。婚姻届が無事に受理されるようにしっかり準備して役所へ向かいましょう!