【マリッジブルー】結婚前後には注意！原因と解消法

2018年6月13日

結婚前後の新婦は、環境の変化や親元を離れる不安感などで“マリッジブルー” に陥りがちです。不安が募り、結婚を目前に控えていても、この婚約を破棄した方が良いのではないか・・と迷ってしまうことも。今回はそんな“マリッジブルー”について触れていきたいと思います。

なぜマリッジブルーになってしまうのか？

結婚式の準備で予想以上にストレスが溜まる

結婚式の準備は、多くの女性が想像する以上に労力を割きます。資金面の話はもちろん、各セレモニーの企画、当日の両親の立ち回り指示、ゲストをどこまで呼ぶのか、席次表作成…とにかく決めることが多く、小さなストレスが溜まります。共に力を合わせて結婚式を作っていくはずの彼と意見が合わなかったり、何も手伝ってくれなかったり…など、すれ違いにより大げんかになってしまうケースも。不安が募り、全てにおいてナイーブになってしまい、「そもそも本当にこの結婚を進めていいのか」「本当にこの人と結婚してもいいのか」 と、彼や結婚自体に不安を持ってしまうのです。

変化する生活や姑・お互いの実家との関係への不安

結婚とは自分のライフステージの大きな変化 。「大丈夫だろうか」「今後本当にやっていけるだろうか」など、具体的な不安要素がなくとも漠然と不安が募るもの。また、結婚とは当人同士だけの問題ではなく、両家の縁が繋がる儀式です。相手の家族とうまくやっていけるかという不安は、新郎新婦両方が抱える不安です。マリッジブルーの大きな原因の一つとなってしまっていると言えるでしょう。

幸せになることへの不安

心理学上、人間は「幸せになりたい」と思う反面、潜在的に「幸せになること」を怖れ、無意識に、そして全く無自覚に幸せを回避していると言われています。これは幸福の後にくる不幸を、根拠なく想定してしまうからだそう。

マリッジブルーを解消しよう

自分の中の些細な変化に気づくのは簡単ではありませんよね。実際、人間は自分自身のことに対して最も鈍感であると言われています。イライラする時間が増えたり、不安に思ったりすることが多いならまずは「マリッジブルーかもしれない」と疑ってみてしまうのも手です。精神的に追い込まれ疲れてしまい、結婚に対してどんどんネガティブになる前に「これはマリッジブルーで、あくまで一時的なものだ」 と考えることで、気がラクになります。結婚式の準備が忙しい時なども、買い物に行ったり、友達と出かけたり、一度すべてを忘れるくらいの気持ちで気分転換を図りましょう。リフレッシュすることで新たな気持ちで頑張ることができますよ。

ふたりで将来を想像する・話し合う

ひとりで悩みを抱え考え込んでいても、解決することはまずあり得ません。今不安に思っていることなどを、彼に打ち明ける時間を作ることが重要です。不安からくるイライラであっても、相手のイライラは伝染します。この場ではあくまでも自分の不安感を冷静に伝え、ふたりでよく話し合ってみましょう。また、結婚後の仲良く過ごしている幸せな未来を想像してみてください。それだけで何か温かい気持ちになれませんか？新郎も結婚後の不安はあるはずです。一緒に前向きな温かい気持ちで結婚式を迎えたいですね。

当初の“好き”を思い出してみる

漠然とした将来の不安ではなく彼に対して不安感を頂いている時は、この人と結婚したいと思った時のことを思い出してみると良いでしょう。自分は彼のどこに惹かれたのか。プロポーズされた時はどんな気持ちになれたのか…。ストレスが溜まる時期、見失いがちな“当初の純粋な好きの気持ち”を思い出してみましょう。

結婚式の不安はプランナーに相談

ブライダルプランナーは年間何十件もの結婚式を見ているプロです。結婚式の準備などで不安があれば、小さいことでもなんでも相談してみましょう。基本的に新郎新婦の意見を尊重してくれますが、迷った時など意見がほしい時は、プロならではのアドバイスや意見をくれます。また、結婚式の準備においては期日が決まっているものも。無理せず、後回しにできるスケジュールは後回しにしましょう。

いかがでしたか？マリッジブルーについては、「時間が解決してくれた」という声も数多くあります。無責任に聞こえますが、焦りすぎなくても大丈夫です。結婚を控え、幸せな気分でいたいのに誰も味方ではない、誰も手伝ってくれないと感じられ、しんどい時期は本当に苦しいですよね。とはいえせっかくの幸せな結婚式。すべてを背負い込まずともよいのです。新郎ともよく話し合い、ふたりの不安を少しでも少なくしていきましょう。