2019年10月24日
結婚式の準備は彼女だけではなく、彼と二人で進めるものです。
勘違いをすると二人の間にトラブル発生の危機も。せっかく二人の人生の大イベントですから、力を合わせて一緒に成功させたいですよね。
今回は、新郎が心がけるべき・やるべき結婚準備についてご紹介します!
夫が心がけること
結婚式を進んで「やりたい!」というのは、男性よりも女性の方が多いですよね。とはいえ、彼女は「結婚式の準備は二人で進めたい」と考えているものです。
だから、男性が自分には関係ない・面倒くさいという態度をとるのはNGです。
しかし、男性がつねに前に出てなんでも勝手に進めてしまうというのも、正直彼女は面白く思わないので難しいところです。
結婚式が成功できれば、いい夫婦関係を築くことができるでしょう。
成功のために必要なことを3つご紹介します。
スケジュール管理
プロポーズが済んで、ほっと一息もつかの間。結婚式という一大プロジェクトは、半年から1年という長い時間をかけ、段階を追って進めていきます。
以下のようにスケジュールをたて、1つずつタスクをこなしていきましょう。
・挙式10~12ヶ月前:婚約指輪を準備
・挙式10ヶ月~8ヶ月前:親への結婚挨拶
・挙式10ヶ月~6ヶ月前:結婚式場を決める(前金を払う)
・挙式7ヶ月前~4ヶ月前:職場へ結婚報告・ゲストを選ぶ・新郎新婦の衣裳を決める
・挙式6ヶ月前:両家顔合わせ食事会・結納
・挙式4ヶ月前:式場との打ち合わせ開始・結婚指輪を購入
・挙式4ヶ月前~3ヶ月前:招待状を送る・披露宴のプログラムや演出、BGMを決める・当日必要なアイテム(ペーパーアイテムなど)を決める
・挙式2ヶ月前~1ヶ月前:料理・ドリンク・引出物・席次決め
・挙式1週間前:ウェルカムスピーチや新郎謝辞決め
この中で特に気を付けることをご説明します。
ゲスト選び
自分側のゲストは自分で考えなければ一向に進みません。ここばかりは彼女にお任せ、なんてことはできません!
結婚式場探しの段階ではざっくりとした人数を数えておき、あとから調整していきましょう。
挙式の4か月前には打ち合わせが始まるので、ほぼ確定したゲスト数を決めておかないと招待状の発想に間に合いませんので要注意です。
誰に主賓をお願いするのかもこのタイミングで併せて考えておきましょう。
招待する人数は両家のバランスがとれていなくてもとくに気にする必要はありません。
もし両親や彼女の親が人数差を気にするのなら、新郎側と新婦側で同じくらいの割合の人数を招待するのがいいかもしれません。
式場との打ち合わせ
仕事などでどんなに忙しくても、式場との打ち合わせには極力二人で参加しましょう。打ち合わせは挙式4か月前から数回に分けて行われます。
回を追うごとに新郎が面倒になってくることも多いようですが、いつも新婦が一人で打ち合わせをしていたら「二人の結婚式なのになんで?」と不満が溜まるのも当たり前です。
二人の仲がギスギスしないよう、できる限り一緒に打ち合わせには参加しましょう。
演出・余興決め
男同士の付き合いがあっても、演出の内容は新婦に相談をしましょう。
楽器の演奏など、自分の特技を披露するのも立派な演出です。新郎自身も結婚式を作っている感があっていいですね。
アイテム決め
招待状・席次表・席札・プロフィールブック・メニュー表・ウェルカムボード・引出物・プチギフトなど、結婚式に必要なアイテムはたくさんあります。
披露宴でゲストをもてなすため、これらのアイテムを決めて、発注するのは自分たちです。
会場のスタッフが決めてくれるものではないので、新婦に任せきりにせず、役割を分担して二人で協力し合ってくださいね。
新郎謝辞・スピーチ
結婚式当日、新郎の腕の見せ所であるウェルカムスピーチと新郎謝辞。とくに披露宴の最後を飾る新郎謝辞は、最大の見せ場です。
ついつい後回しにして結婚式前日に慌てて考える…なんてことにならないように、1週間前には内容を固め、何度か練習してから本番に臨み、バシッと決めてくださいね。
ちなみにウェルカムスピーチも謝辞も、新郎がやるのが定番ですが、あがり症で話すのが苦手…という方は新婦も一緒に行ってもOK。
役割分担と情報共有
結婚式は決めなければならないことも、決めた後に準備をすることもたくさんありますので、役割分担と情報共有が大切です。
得意分野で役割を分担
映像や音楽にこだわりがある彼がプロフィールビデオやBGM担当。
手先の器用な彼女はペーパーアイテムの手作り担当など、得意分野や自分のこだわりで役割を割り振ると楽しく準備が進みそうですね。
割り振られた役割は責任をもって取り組みましょう。
もしも行き詰まったら、お互いに意見を交換しながら進めるのもいいですよね。そして、相手の仕事内容が気になってもむやみにケチはつけず、「○○したら、もっとよくなる」という提案型で楽しく進めていきましょう。
情報はやりやすい方法で共有
お互い何をどこまで進めているのかの情報共有は必須です。
結婚式の準備はお互い働きながら…というカップルもいるでしょうから、パッと見ればすぐわかる共有の仕方がいいですね。
例えば、
・カレンダーに手書きでまとめる
・模造紙に付箋でTODOリストを手作り
・エクセルやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトを使う
・スマホアプリを使う
など、スケジュール管理の方法はさまざま。二人にとって一番やりやすくチェックしやすい方法を選ぶことで、楽しく準備を進められそうですね。
円滑なコミュニケーション
結婚式を成功させるためには、円滑なコミュニケーションは欠かせません。彼女がイライラしていたら、どこかで気持ちがすれ違っている証拠。もしかしたらどこか言葉足らずなことがあったり、お互いの意図が伝わりきっていないかもしれません。
円滑なコミュニケーションで彼女がマリッジブルーにならないようにしましょう。
「彼が何もしない」問題
自分に割り当てられた内容を遂行しないのはもってのほかです。
ただ、彼女が意見を求めてきたことに対して「好きにしていいよ」を連発するのもNG。
彼女の意見を優先したいという気持ちからでも、彼女にとっては「何も考えていない」と捉えられてしまうかもしれません。
「ここはどうしたらいい?」と相談されたときは、自分の思っている意見を述べましょう。
ただ、意見を求められていないのに「これは○○に決まっているでしょ」といきなりジャッジするとそれはそれでヒートアップさせてしまうかもしれないので、注意してくださいね。
予算問題
結婚が決まったら、自分たちの予算と親からの援助額を明確にしておきましょう。
結婚式のことだけではなく、その後ハネムーンに行く場合はその時の費用や、新生活にかかる費用も考慮してくださいね。
予算を決めたら、どこに重点的にお金を使いたいかを最初に話し合って決めましょう。
彼は料理にお金をかけるのが当たり前と思っていても、彼女はウェディングドレスやエステにお金を使いたいかもしれません。
お金をかけたいポイントがずれていると、喧嘩に発展することもありますのでお互いの意見を尊重しあい、納得がいくまで話し合いましょう。
準備が遅れる問題
結婚準備が予定よりも遅れてしまうのはよくあることです。彼女のタスクが遅れていたとして、相手の遅れを指摘するだけでは結婚というプロジェクトは成功しません。
自分の問題としてとらえ、手伝えることがあるなら手伝ってあげてくださいね。
感謝の言葉がない問題
彼女のタスクであっても、二人の結婚式に関する事なので、彼女がやったことに対しては「ありがとう」や「お疲れ様」など、感謝やねぎらいの言葉は忘れずに。
男性版、結婚準備リスト
結婚式までに男性が(ふたりが)やるべきことをリストアップしました。
・プロポーズ
・婚約指輪を購入
・親へ挨拶
・結婚式までのスケジュールを決定
・結婚式の予算・日程・人数・エリア・こだわりを決定
・ブライダルフェアに参加
・会場を仮契約→本契約を結ぶ(前金を払う)
・費用のやりくりを相談しあう
・役割分担を決定
・招待客リストを作成
・主賓や乾杯を頼む人を検討
・結納・顔合わせ食事会
・入籍日を決定
・招待状のデザイン・文面を決定
・勤務先・友人へ結婚報告
・結婚指輪を購入
・主賓・乾杯を頼む人に依頼
・余興・受付を頼む人に依頼
・招待状の発送
・衣裳を決定
・披露宴のプログラム・演出決め
・料理・飲み物決め
・引出物・プチギフト決め
・プロフィールビデオを準備
・結婚式BGMを決定
・結婚式費用の最終確認
・席次表の決定
・結婚式費用の支払い方法を確認
・ウェルカムスピーチ・新郎謝辞を準備
・シェービング
いかがでしたか?結婚式は本当にやることがたくさんあります。
彼女の意見を尊重しつつ、準備を彼女に任せきりにするのはNGです。
仕事をしながらの準備は大変かもしれませんが、二人の未来のために結婚式を成功させたいですよね。
しっかりコミュニケーションをとって、楽しく準備を進めてくださいね。