2016年10月21日
ウェディングをイメージしたとき、そこには必ずお花の存在があると思いませんか?
そもそも、花嫁・花婿など、新郎新婦には「花」という言葉がついています。会場にも、テーブルにも、何よりウェディングドレスの花嫁の手元にも、お花は欠かせないアイテムです。
装花(そうか)とは装飾花の略で、ウェディングには欠かせないアイテム。普段はお花に興味がない人も、結婚式の準備には必ずお花の手配が必要になってきます。たくさんの素敵なお花に触れることで、結婚式を機にお花に目覚める人も多いのです。逆にお花が大好きで結婚式にはこのお花を使いたいというこだわりのあるプレ花嫁もいるかもしれませんね。今回はウェディングにピッタリな人気のお花をご紹介します。結婚式の装花をこれから考え始めるプレ花嫁様、必見です。
目次
結婚式でお花の用意が必要なところ
どんなお花にするのかをご紹介する前に、まずはどこにお花が必要なのかをご紹介します。実は結婚式において、お花の用意が必要なところはたくさんあるのです。
一生に一度の結婚式ですから、ぜひすべてこだわってみてくださいね。
ブーケ、ブートニア
「結婚式のお花」と聞いて一番に思い浮かべるのはブーケではないでしょうか。
ブーケには色々な種類があり、式場の雰囲気やドレスに合わせる選択肢が非常に多いのです。また、新婦が持つブーケと併せて、新郎にもブーケに合わせたブートニアを用意するのが一般的です。
チャペル挙式の祭壇
新郎新婦が結婚を誓う祭壇の上や両隣、バージンロードにもお花を飾ります。チャペルがより華やかな雰囲気になりますよ。
使われるお花の色は神聖な場所に合わせて白いお花を飾るのが主流です。
バージンロードに花びらを敷き詰めて飾るフラワーバージンロードという演出もあります。
高砂
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高砂とは、新郎新婦が座るメインテーブルです。結婚式全体を左右する大事な場所ですし、ゲストの視線が集まりますし、ゲストと一緒に高砂で写真撮影という事も多いので、一番お花をふんだんに使って目立つ装飾を行います。
新郎新婦が考えた結婚式のテーマや、衣裳などのイメージカラーに合わせてフローリストがコーディネートをしてくれます♪
ゲストテーブル
高砂装花に合わせてゲストテーブルのコーディネートを行い、会場全体のバランスを整えます。最近はお花をふんだんに使う装花の他にも、一輪挿しをたくさん並べる装飾も人気が高くなっています。
結婚式の季節を問いません!一年を通して人気のあるお花たち
バラ
お花といえばバラ、そう思う人もたくさんいるはず。結婚式でも一番使われる頻度が多いのではないでしょうか。美の女神であるヴィーナスの花としても知られています。美と愛の花であるバラ、ウェディングにはこれ以上なくふさわしいお花なんですね。また一年中手に入れやすいこと、そのカラーリングの豊富さを見ても、使い勝手は抜群です。
さらにバラには無数の花言葉があり、色・本数で花言葉が変わってくるので、自分たちにぴったりなバラの色や本数を選んで、とびきりこだわってもいいかもしれませんね。
ユリ
お花自体がとても大振りなため存在感がある一方、その凛としたたたずまいから上品さも感じられる素敵なお花です。ユリの花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」。これもウェディングのイメージとピッタリですね。キリスト教では、マドンナリリーといって白いユリが聖母マリアへ捧げられたことから、純潔のシンボルともされているんですよ。大きなユリをたくさん使ってゴージャスに仕上げるのも、存在感のあるユリを少ない本数でシンプルかつインパクトある飾り方にするのもイメージは自由自在です。
また、ドレスにも似合いますが、着物のヘアセットにあしらえてもとてもかわいらしいお花です。
カラー(オランダカイウ)
お花に詳しくない人は「カラー」と言われてもどんなお花か想像がつかないかもしれません。色合いはユリにも似ていますが、細身でスッキリとしたラインはカラーならでは。ブーケにすると、カラーでしか出せない大人っぽいスタイリッシュな雰囲気が出て人気があります。花言葉は「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」「清浄」で、カラーもウェディングフラワーにふさわしいですね。また丈のあるお花のため、高さを出したいアレンジには持ってこい。スッキリとした美しさが魅力です。
ガーベラ
可憐でかわいらしい表情が特徴的なガーベラ。カラフルなブーケはキュートな花嫁にピッタリ。カラーリングが豊富で、色によっても表情がガラリと変わります。ビタミンカラーで元気にまとめるのも、パステルカラー1色で可憐に仕上げるのも素敵。ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」。これまでの花言葉とは少しテイストが違い、結婚してこれからの生活をイメージさせるのも良いですね。
かすみ草
近年人気が出てきているかすみ草。かすみ草のブーケも最近になってよく見かけるようになりました。かすみ草の名前は、小さな白い花が細かい枝先にたくさん咲き誇る様子が、まるで霞のようだということに由来します。かすみ草の花言葉も「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」。繊細なイメージは、お花の様子からもわかりますね。ナチュラルなテイストが出るので、ガーデンウェディングにも人気のお花です。
いかがでしたか?同じ色でも、花の種類が違えばイメージはガラリと変わります。また同じお花でも、色を変えるだけで多様なテイストを演出できます。お花ひとつとってもアレンジは無限大。世界に一つだけのあなただけの装花を作り出すことは十分可能です!素敵なお花に囲まれて最高の一日を過ごしてくださいね。わからないことがあればできるだけお答えいたしますので、メールでご連絡くださいね!