2018年8月6日
カップルの皆様、まずはご婚約おめでとうございます!これから結婚に向け、挙式などはもちろん新生活の準備など、様々な準備でいろいろと費用がかかるものです。一般的にはプロポーズ時に渡したり、結婚が決まった段階で渡したりするなどが多いと考えられているエンゲージリング。結婚準備品の中でも高額な贈り物になります。婚約記念の指輪として準備は必須!・・と昔から言われてきたこの婚約指輪ですが、最近ではさまざまな考え方がある様子。今回はそんな婚約指輪の有無について考えていきます。
どうして指輪を贈らない?
かつては、結婚が決まれば婚約指輪を準備して彼女に贈ることはいわば常識でした。女性にとっても、贈られた婚約指輪を身に付けることはいつの時代になっても憧れそのもの。ところが、結婚観が多様化している現代においては、婚約指輪に関しても新しい考え方があるようです。ある「指輪に関する調査」では、【婚約指輪があった(贈った/プレゼントされた)】カップルが 約70%、【婚約指輪がなかった】カップルが約 30%という結果が出ています。婚約指輪を贈るカップルは多数派である一方で、婚約指輪を購入しなかったカップルも3割という、 決して少ない割合ではないことがわかります。では、婚約指輪を購入しないカップルはなぜ省略するのでしょうか?その理由についても見ていきましょう。
費用面から
結婚式準備や新生活への準備など、多額の費用がかかります。当初は、結婚準備として「婚約指輪」をはじめ、いろいろなものがリストアップします。ところが、準備が進むにつれ全体の金額と照らし合わせることで、現実的になってくるカップルが増えるようです。「指輪に関する調査」の中で、実際に購入した婚約指輪の金額については「20万-40万円未満」が約40%と最も多い価格帯で、平均が36.4万円 という結果も。やはり、婚約指輪の購入費用はかなり高額になることがわかります。また、婚約指輪は「婚約」中につけるもの、という認識が一般的。結婚までの短い期間のために、高額のアクセサリーを身に付けるのはもったいない、また結婚後は身に付ける機会も少ない、などの理由から、「婚約指輪なし」を選択する女性も少なくないのだとか。その場合は、結婚指輪と兼ねたものを購入するだとか、新生活への準備費用に充てる(例:家具の購入など)などしているようです。
【体験談】
■私の場合は、婚約指輪が結婚指輪を兼ねています。結婚式のことも考え予算的に厳しかったこともありますが、婚約指輪はしまい込む場合が多いらしい…なんてもったいない!じゃあ婚約指輪を結婚指輪にしよう!とふたりで話合い決めました。結婚式は数百万円の費用がかかります。実際に、当初の見積以上に費用はどんどん上がっていきました。婚約指輪は省略して良かったと思っています。(20代前半女性)
実用面から
「婚約指輪」は記念の指輪。ダイヤなど宝石での装飾があることが一般的で、日常遣いには向いていないデザインが多く、活用するチャンスが少なくてもったいない、ということは事実です。ジュエリーにあまり興味がない女性にとっては、「記念の品」は必ずしも指輪でなくてもよいのかもしれませんね。
【体験談】
■私は、彼の収入と今後出て行く結婚費用を鑑みて、自分から「婚約指輪の代わりに新生活に必要な家具を買って」とおねだりしました。結納はしないし、婚約期間が短い(予約から挙式までたったの3ヶ月強)、それに普段する結婚指輪こそ大事にしたいと思ったからです。(30代後半女性)
いかがでしたか?婚約指輪を購入しない派のカップルであっても、「言えなかったけど、本心では欲しかった・・。」「本当は記念に彼女へ贈りたかったな」というケースがあるそう。婚約指輪はなかったけれど、例えば他に記念になるものを贈ったり、新生活で必要になるものを代わりに買ったりなどはいかがでしょうか。「あのとき我慢してしまった!」という思いが、のちのちの結婚生活に影響しないようにすることが大切。ふたりで納得のいくプレゼントにしたいですね。