2018年4月10日
親族や他の友人の結婚式と日程が重なってしまった場合や、育児や病気などで欠席せざるを得ないことがあると思います。相手に失礼にならないような招待状の返信や文例、欠席の場合のご祝儀などのマナーについて紹介します。
出席する場合は「「出席」する場合の招待状返信マナー」を参照してください。
目次
返信ハガキの基本マナー
返信時期
結婚式予定日に既に別の予定があって欠席が分かっている場合でも、招待状が届いてすぐ欠席と返信をするのは失礼にあたる可能性があります。
「最初から出席する気がない」ととらえられてしまうこともあるので、到着後1週間程度間を空けて返信ハガキを出すことをおすすめします。
かといって、期限ギリギリにというのもマナー違反になりますので、期間内であっても余裕をもって返信するようにしましょう。
「行」を「様」に書き直す
宛名の「行」を「様」に書き直しましょう。
「行」の文字を「行」、のように二本線か斜線で消すようにしてください。二本線は定規を使用して真っ直ぐ書くとより丁寧な印象になります。
消した「行」の下に「様」を書きましょう。
「御」・「芳」を消す
「御出席・御欠席・御芳名・御住所」などの「御」の文字は、返信の際には消すのがマナーです。
出席する場合は、御出席を二本線で消して欠席を〇で囲み、さらにその他の「御」の文字をすべて二本線で消します。(御芳名の場合は「御芳」までを消す)さらに住所、氏名を記入して返信すればOKです。
連名招待でひとりが欠席する場合
出席に〇をして、氏名欄に参加できる出席者の名前のみを記載します。
メッセージ欄に「夫は海外出張の都合のため〇〇のみ出席させていただきます」などと理由を記載するといいでしょう。
欠席理由文例
欠席の際は理由を書きます。理由によって「明確に記載する」ものと「明確に記載しない」ものがあります。
出産などでのおめでたい欠席や、出張などでの仕事の都合などはそのまま記載してください。
弔事、忌中などの不祝儀、病気などの事情であれば言葉を濁して書くのがマナーになります。
明確に記載する例
ご結婚おめでとうございます
出産を控えているため大変残念ながら欠席をさせて頂きます
おふたりの末長い幸せを心よりお祈りしております
明確に記載しない例
ご結婚おめでとうございます
せっかくお招きをいただきましたが
どうしても都合がつかず出席することができません
末長い幸せをお祈り申し上げます
欠席の場合のお祝い方法
祝電
欠席の場合は祝電を出しましょう。
欠席の内容に触れずに一般的なメッセージでもいいですし、結婚式に出席できずに残念な気持ちを込めてもいいでしょう。
ご祝儀
新郎新婦との関係性によって渡さないケースもありますが、自分がご祝儀を過去にもらっている場合は過去にいただいたご祝儀と同額を渡すのがマナーです。
それ以外は、友人や同僚であれば結婚式をせず入籍のみの夫婦に対するお祝いと同じように考えてみましょう。一般的には1万円~2万円が多いようです。
いかがでしたか?新郎新婦にとって最高の晴れ舞台である結婚式。残念ながら欠席することになってしまっても、「おめでとう!」というお祝いの気持ちはしっかり伝えたいですね。そのためにも、マナーは守り失礼のないように参考にしてくださいね。